どうも、たつとら(@tatsutora6) です。
もう既に皆さんご存知ですが、新元号が決定しましたね。
新元号は「令和」だそうで、まだ多少の違和感がありますが5月になると違和感もなくなるかもしれません。
ボクは昭和生まれなので3つの時代を生き抜く事になりますが、人生の大半を「平成」で過ごしています。
よくボクの親ぐらい(60代〜70代)の世代の人たちが「昭和の時代は良かった」など、口癖のように言うのを聞いたことがあると思います。
それは時には自慢話のようにも聞こえるときもありますが、果たして「平成」が終わり「令和」の時代になって平成生まれの人が「平成の時代は良かった」など言うでしょうか?
答えは多分「言わないでしょう」。
なぜなら、今現在でも日を追うごとに進歩している時代に昔の頃の方が便利だ(良かった)と思えません。
何故「昭和の時代は良かった」と言うのか
先にも書いたようにボクは昭和生まれですが、昭和は小学生の頃しか過ごしていないので懐かしむことはありますが「昭和が良かった」と思ったことはありません。寧ろ今の時代の方が良いと思います。
では何故その世代の人は「昭和の時代は良かった」などと言うのでしょうか。
単純に昭和の時代が長く、今と違って大変な時代で苦労したからではないでしょうか。
昭和はだいたい60年(昭和64年まで)、平成は30年。昭和は平成に比べて約2倍の長さがあります。
その間、昭和の時代は目まぐるしく変わり、戦争を経て戦後日本は急速に発展していきました。
何しろ戦後というのはその時代の当事者でしか経験することができない今のどんな時よりも印象に残る
出来事だと思います。
その世代の人は、その時の苦労話を自慢することによって「良かった」と言っているに違いないでしょう。
本音は絶対今の世の中がいいはずです。
そりゃ今よりも家族団らんの時間が多く今みたいにパソコンやスマホなどがなくTVやラジオしかなかったので、より家族で過ごす時間は多かったでしょう。
今みたいにテレビゲームがそんなに普及していなかったので、子供達は外で遊ぶ時間が多く遠い人とコミニュケーションを取る方法は一家に一台の電話しかなかったはずです。
つまり昭和が良かったと言う人の中には長いことその状態に慣れていて、今のコミュニケーション不足を嘆いる人もいると思います。(実際は、ただコミュニケーション取りたいだけなのかもしれません)
その点、平成生まれの人は物心ついた時からコミュニケーションの取り方も違いますし、日ごとに新しい物が産み出されています。
「令和」は「平成の延長」
それにより来月から「令和」と言われても「平成の延長」ぐらいにしか思わないかもしれません。
昭和から平成に変わった時は昭和天皇が崩御され、急に学校も休みになりテレビを付けたら「天皇陛下崩御」の報道ばかりでした。
すぐに元号も「平成」に変わり、時代が変わったんだなと子供心に感じてた記憶があります。(当時の記憶なので曖昧ですが)
しかしながら、「令和」は「平成の延長」みたいなものなので懐かしむことも余りないかもしれません。
仮に、「平成」がさらに30年続き何か大きな事が起きていれば、時代の進歩と共に「良かった」と思われたかもしれません。
昭和は記憶に残る時代だった
その点「昭和」という時代は時代の長さと、語り継がれるような大きな出来事や発展が合わさり思い出に残る時代だったと言えるのかもしれません。
新しい元号「令和」も、続いたとしても「平成」と変わらず30年ぐらいだと思います。
それなのでもしかしたら「令和」も世界がひっくり返るような大きな出来事がない限り「令和の時代は良かった」と言われないかもしれません。
しかしながら、逆を言えば「平成の時代は良かった」と言われなかった方が平和で幸せなのかもしれませんね。
ボクも「昭和は良かった」と言えないぐらい「平和な時代に生まれたんだな」としみじみ思っています。
では、また。
コメント